下記の事故例は、過去に弊社が直面した出来事や、クライアントの報告によるものです。
自動車衝突事故:
これは以前、Broadway & Cambieに事務所があった時、数件隣のクリーニング店に災いした出来事です。運転者はバックするつもりが、誤ってギアがドライブのまま発進してしまいました。車は勢いあまって縁石を乗り越え、窓ガラスに突っ込んでしまいました。幸運にも怪我人はいませんでしたが、お店の正面は大破してしまいました。予想外の方向に重力がかかってしまったせいで、想像をはるかに超える力がアクセルペダルに圧し掛かったものだと思われます。ICBCの保険には、対人対物保険が強制的に組み込まれていますが、万が一人身事故に繋がっていた場合は、対人対物を補償する基本保険料では納まりきれなかったことでしょう。
嵐による被害:
これはバーナビーの住宅街で起こった事故です。数年前、バンクーバー周辺を襲った嵐によって、近所のサンデッキに取り付けられていた金属製の屋根が吹き飛ばされました。幸いにも深夜だった為、人身事故に繋がる惨事は免れましたが、駐車されていた車が2台被害にあいました。またこの屋根が取り付けられていた家も、外壁や屋根に大きなダメージが残りました。この被害は、住宅保険で補償されます。もし保険に加入していなかったら、巨額の損失は免れなかったでしょう。あるいは、保険内容に偽りがあった場合は、補償されないこともございます。ご注意ください。
爆発:
2008年冬に当社の現住所で起きた惨事です。爆破元は、隣のビル一階フロアのファーストフードでした。二階にある当社の窓ガラスは爆風で割れ、社内にはガラス破片が飛び散りました。その日の営業は余儀なく中止され、2週間も暖房が使えないという状況が続きました。隣のビルは工事の為、一ヶ月も閉館されました。怪我人は、加害者だと思われる人物だけでした。
火事:
今までいくつもの火事のクレームを扱ってきました。もっとも多い出火原因は、台所の揚げ物です。その他にも電気関連の事故や、BBQセットからの出火などがあげられます。火事による被害の特徴は、以外にも煙や水のダメージが大きいことです。火災後は、所有物を別の場所に移動し、火事によるダメージが修復されるまでは別の場所に住むことになります。上記の写真は、揚げ物が出火原因のもの、配線ミスが出火原因のもの、人為的なミスで火事になったものですが、いずれも保険で補償されました。
雪による屋根の陥没:
予想外の大雪で陥没してしまったテント。このクレームで、保険会社より新しいテントが支給されましたが、全ての住宅保険で補償されるわけではありません。特に家が賃貸の場合は、対象外ですのでご注意ください。